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彫金講師徒然

エンジェルリング
05 /18 2019
合成ダイヤ

はい。IJKに行ってきた訳ですが…、製造関連機器や工具系に関して言えば、全体的に縮小ムードでして、もはや日本国内、特に関西でのジュエリー製造に関しては、ブランド大手や大卸直結の工場とかを別にすれば、終了した感も有りまして、今後は人件費の安い海外へ更に仕事が移行するみたいな印象を受けましたが、それ以外は、買取屋さんが買い取った中古品のブースが結構多くて、其処に群がる中華系バイヤーみたいな構図も有りましたが、全体的には、何時も通りで代わり映えのしない展示会と成りましたが、その中で、一番印象に残ったのが、合成ダイヤモンドの卸屋さんでして、其処の商品は、天然モノの1/3みたいな価格設定で、今後のブライダル系に大きな影響を与えそうな予感も有りますが・・・

ライトボックス

2019年の海外での展示会にて、元ダイヤモンド・シンジケートのデビアス社が、「ライト・ボックス」と言う商品名で、発表した合成ダイヤ群は、世界のジュエリーシーンに衝撃を与えた訳で、今年の秋からネットオンリーで、販売開始されるとの事ですが、こっちは、更に安くて、天然モノの1/10位な価格設定で、それを年間で、50万キャラットも生産するみたいな事ですが、過去にも合成の色石は多数商品化されておりますが、それらの大半は、色味が天然とは違い、何処まで行っても合成は合成みたいな立ち居地だったのが、ダイヤモンドの合成(無色)に関しては、プロが肉眼で見ても天然との判別が付かないみたいな事でして、流石にDカラーは、無理みたいですが、Eカラー以下なら作れるとの事でして、色々な意味で、ダイヤモンド・ビジネスに於ける転換期と成るのかも知れません。。

GIA.jpg

で、画像は、僕の母校(GIA)が開発した合成ダイヤを識別出来る装置で、国内では、(株)ミラージュ貿易様の、お取扱と成りますが、お値段が、¥70万円もする訳で(汗)、巷には、ダイヤのタイプだけを調べられる10万円以内のも有るみたいですが、色々な意味で、ややこしい時代に突入した訳で、これからのジュエリーシーンには、先ず新品で天然の所謂、バージンダイヤモンド系、金プラショップ経由の中古系、そしてアメリカ産のラボグロウ・ダイヤモンド(合成)に中華系の合成と元々の仕入れ原価が異なるダイヤモンド達が溢れかえるみたいな意味ですが、デビアスの合成には、レーザー刻印が有るとの事ですが、それ以外だと合成を天然と偽ったりって、中古と新品の違いなんて、誰にも分かりませんけど(笑)、それがそうだ!とか?これがこうなんです!みたいな広告宣伝が繰り広げられるかと想像すれば、ちょっと胸熱な展開に成るのかも?っす。。

mselect.jpg

因みに、ジュエリーシーンの大きな動きなど、我々には、あんまし関係の無い話と成っておりますが、その合成ダイヤモンドを利用した安価なエンゲージリングなんてのも企画としては、アリな訳でして、マリッジとエンゲージをセットで、10万円以内で、的な販売も十分に可能やと思える訳でして、少し前からペアリングやブライダルに関しては、若干思う所も有ったりで、うちら的には、今後のネットショップの展開に、それなりの影響を及ぼすのかも知れません。。(^^♪

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ogura

ジュエリー制作者として活動しつつ神戸市東灘区でジュエリーCADと彫金を、お教えする彫金教室エンジェルリングを主宰。このブログでは教室からのメッセージやジュエリー&彫金情報に生徒さんや作家さん達の作品などをご紹介しております。58歳男性、ジュエリーの世界に足を踏み込んで結構な年数が経過しましたが未だ現役で頑張っております。(^^♪