教室ノ伝言板

エンジェルリング
10 /15 2017
kadai.jpg

少し前に、「何をもってプロと呼ぶのか?自分で作ったジュエリーが売れたらプロじゃないのか?」などと質問を投げかけられた訳ですが、俺が思うプロの条件とは、「自分の仕事の範疇に於いて、会社組織や個人を問わず、人様からの依頼に、100%は無理でも、99%答える事の出来る存在。」だと思う訳ですが、それは、ジュエリー職人としての話と成りまして、作家さんの場合は、自分の作りたいジュエリーだけを作って、それらを独自に販売するみたいな実態も有りまして、それで生計を立てている人達も大勢おられますし、その人達もプロのジュエリー作家さんだと言えば、そうなんだとも思います。

で、話は変わって画像のワックスですが、「コレがワックス課題の一つ目で…。」と言えば、「オイオイ、そんなの習って無いよ。」と仰る生徒さんが大半だと思えますが(笑)、新たに設定した、マスターコース用の課題でして、この課題に於いては、上がり、つまり完成品の作り方を学ぶと言うよりは、宝石を埋め込む様に留める場合の深さや石留に必要な爪の配置に数、その周辺の処理などを肌で実感する為の課題でして、当然にキャスト後の仕上げに石留も含まれる事と成りますが、「作家にせよ職人にしろ、プロの作り手を目指すのならば、この程度の事は知っていて当然です。」みたいな意味合いです。

因みに、2016年に入った辺りから、マーケットプレイスの増加やハンドメイド ブームの影響か?既にアクセサリー方面で販売実績の有る作家さん達が、数名ほど教室に参加されたり、プロ作家を目指す人達が急増しまして、今までの、アマチュアもしくは、セミプロ対応のコース設定では、十分では無くなった背景も有りますが、本格的にプロを目指すのならば、それなりの回数を比較的短期間に来て頂くとの条件も派生しまして、誰にでもと言う訳には行かないと思えますが、一月に8回以上受講されている生徒さんが既に、二名おられまして、時期的にも新しいコースでの公募を開始した次第です。(^^♪

fourprongsring.jpg

画像の2本のリングは、同じ幅厚み号数の腕(シャンク)に同じサイズの宝石(直径6ミリ)を使い共に4本爪の付いた石枠(シャトン)で構成されておりますが、石留完了後に両方共に指に装着して真上から見れば、その違いは分かりにくいと思います。しかし、左下と右上を見比べてみると明らかに、その構造に違いが有りまして、裏側から見てみると・・・

fourprongsring4.jpg

見た感じが随分と違いまして、左側の形が不正解と言う訳では有りませんが、デザインのバリエーションや、そのジュエリーを構成する全体の印象など学ぶべき事は多数有りまして、そう言った要素を知りえるのも我々の教室で学ぶ一つの利点だと思えますし、より良い作品作りには必要な事だと僕は思います。(^^♪

インスタ

ここ最近に遅ればせながらインスタを始めまして色々と見てみたら海外では数え切れない位のジュエラーさん達がインスタを通じて自作品を紹介しており、我々スタッフや生徒さん達の作品を掲載してみたら思ったよりも好評価を頂きまして、今後も外へ向けての活動を継続する予定ですが、インターネットの普及と共に我々の作品も海外で評価される時代が到来したのかも?知れません。(^^♪
インスタグラムへのリンク

ヤスリ掛け

ここ最近の話ですが、とある女子の生徒さんからは、「彫金教室に通ってると言っても誰にも分かって貰えなくて…。」等と言われ、また別の若手男子君が言うには、「バイト先で言っても誰も知らなくて…。」との事でして、大阪の大手さんでも生徒さんが集まらなくて閑古鳥が…、的な話も聞いたりで、最近に CAD の生徒に成った人からも、「知名度の低さが流行らない原因では?」とも指摘されましたが、確かに言われてみると一般の方々に彫金(カザリ)や、ジュエリーCAD 等と言った所で、通じる訳も無く、僕自身も自分の職種を聞かれた時には、「ジュエリーとかを作る仕事です。」みたいに答えたり、「最近では、ジュエリーもコンピューターで作られてまして…。」みたいな説明に成る訳です。

3Dプリンタ

しかし、宣伝広告に力を入れても彫金系のジレンマみたいな事にも成りまして、少ない情報だけを見て、イメージを膨らませた人達が生徒さんに成った場合、「こんなにハードな作業だと思わなかった…。」や、「彫金って、爪を伸ばしたり、ネイルとか?出来ないじゃない…。」みたいな事にも成りかねない訳で、流石に、ジュエリー CAD に関して言えば、まったくの予備知識の無い人が来られる事は稀ですが、広告宣伝や啓蒙活動も大切な事だとも思えますが、志す人達の思い込みや勘違いを助長する結果にも成り兼ねないとも思える訳で、一般の方々に対しては今程度の認知度で良いのでは?とも思えます。

年中無休

教室の開始時間は、朝の9時、昼の1時半、夕方の6時からと成っております。基本的に講師の諸事情による臨時休業以外、年中無休です。

ナイトクラス

エンジェルリングでは夜間クラスも実施しております。開始時間は基本夕方の6時からですが生徒さんの事情に応じてスタート時間を前後させる事も可能です。

『彫金教室エンジェルリングへのリンク』

作家作品見聞録

エンジェルリング
10 /14 2017
sak.jpg

属性:男子生徒 マスターコース受講中
プロジュエラーを目指して広島県福山より神戸に転入した教室最年少生徒。

miki.jpg

Ka6

ka5

ka4

ka3

ka

属性:女流作家 彫金ハンドメイド
ベイシック&アドバンス、ワックスの各コースを修了。細く長くをモットーに手作りに拘りマイペースでの活動を継続中。

papara.jpg

A0

A

A2

A3

A4

属性:女流作家 彫金&CAD使い
ベイシック&アドバンス、ワックス、ジュエリーCAD(ライノセラス)の各コースを修了。エンジェルリング以前に別の学校と教室を渡り歩いた兵女子。

wa

ta2

ta

ta2

属性:女流作家 彫金&CAD使い
ベイシック&アドバンス、ワックス、ジュエリーCAD(ライノセラス)の各コースを修了。家族共々自由に生きる自由人故に、その発想力も自由奔放。

kr3

fen

kr2

kr4

属性:女流作家 彫金&CAD使い
ベイシック&アドバンス、ワックス、ジュエリーCAD(3DESIGN)の各コースを修了。様々なレアーストーンを収集する宝石愛好家な側面を持つ。

in7

kai

in3

in6

属性:女流作家 彫金&CAD使い
ベイシック、ワックス、ジュエリーCAD(3DESIGN)の各コースを修了。レジン作家として講師も勤めるマルチタレントの持ち主。

蟻のピアス

ラピスラズリ

ベビーリング

is2

属性:女流作家 彫金&CAD使い
ベイシック&アドバンス、ワックス、ジュエリーCAD(ライノセラス)の各コースを修了。ジュエリーの次を常に考え進化を求めるアイディアメーカー。

『彫金教室エンジェルリングへのリンク』

彫金之道具立

エンジェルリング
08 /01 2017
加工机

教室に装備されている加工机です。画像のモノは、アメリカのそれをベースに講師のオグラが日本人の体格や住宅事情に合わせて再設計したモノで、建具屋さんに作って頂きました。基本的にこの机が有れば大方の作業が可能でして、天板の位置が一般的な机より、かなり上に有り、スリ粉等を回収する引き出しも装備されております。

木台

金床付きの木台です。サイズ的には色々と有りますが必ずしも必要な道具では有りませんが貴金属を叩いて伸ばしたり変形させる時には重宝します。

ローラー

ローラーと呼ばれる工具ですが、主に貴金属を圧延したり角棒に伸ばすのに必要なモノです。ご自分で地金を溶解され手作りを主とする人にとっては必要なモノですがワックス主体の方ならば、さほど必要ないと思えます。

アンビル

金床、アンビル、サイコロなど呼び名は様々有りますが地金を変形加工したり叩き伸ばすのに必要な道具です。加工時には強い衝撃や音が派生しますので出来れば木台の上での作業が望ましいです。

ハンドバイス

木万力、手万力、ハンドバイスと呼ばれる道具ですが各種板材に角棒やリング形状に鑢(ヤスリ)を掛ける時に有ると便利です。

糸鋸

糸鋸には国内外に様々なメーカーが存在しますが色々と試してみて自分に合ったモノを選ぶのも重要な事です。

鑢

ヤスリには国産のも有ればヨーロッパ製のモノも有りますが、高価なモノ程切れが良く長持ちする傾向に有ると思えます。

プライヤー

ニッパーやプライヤーには様々な種類が有りますが、後に加工し易い国産品に対して欧米のモノは加工せずに、そのまま使うモノが多数を占めます。

リューター

リューターにも様々な種類が有りますが、これ一つで切削加工、磨き等を行う事が出来るので、予算に応じて一つは持つべき工具とも言えます。

シリコン

リューターに装着して使用する先端ツールで主に研磨に用いるモノですが様々な種類が有りまして画像のは代表的なシリコンポイントとセラミックです。

カッター

カッティングバー、もしくはカッターと呼ばれる先端ツールですが主に石留に使われるツールでヨーロッパ製が多く、その種類は用途に応じて多種有ります。

ブローパイプ

画像はブローパイプと呼ばれるバーナーですが、プロの使う酸素式のトーチからカセット式の簡易なモノまで様々な種類が有りますがロウ付けやなましには必要な道具なので手作りを主体とするなら一種類は持つ必要が有ると思います。

空け型

主にゴールドやシルバー等の溶解した地金の空型です。形状的には縦型のモノと横置きのモノが有りますが地金の溶解をされる方には必要な道具です。

『彫金教室エンジェルリングへのリンク』

ogura

1980年代の4年間、アメリカのジュエリースクールへ留学。日本に帰国後、宝飾品卸、ドメスティックブランド、ジュエリーショップ等で12年間の実務経験を積み、1999年に彫金教室エンジェルリングを立ち上げる。その後にジュエリー CAD の探求に取り組み2008年にデジタル技術を用いてジュエリーやシルバーアクセサリーの OEM を請け負う株式会社ミシュレイをカズミさんと起業しました。(^^♪